当社は、戦後の混乱が残る1947年(昭和22年)に、日本の復興のため電力を支えようという志をもって「東京電氣工務所」として設立されました。戦後の復興から今日までわが国が成長・発展していく中、三四半世紀・75年にわたり電力事業の建設工事や保守工事に携わり、社会のインフラを守るという工事会社の使命を果たしてまいりました。
2001年には、社名を現在の株式会社東京エネシスに変更し、エネルギーとシステムのデザインとコンストラクションという事業を通じて「暮らしのより確かな基盤をつくる」ことを当社グループの基本理念として掲げ、社会的課題の解決に向けた役割を担ってまいりました。
電力システム改革の進展、社会経済情勢が著しく変化する中、水力・火力・原子力、変電といった当社基盤事業をはじめとして、再生可能エネルギー、ビル・工場などの電気設備工事、エネルギーの高効率利用・省エネにつながるエネルギーソリューションや情報通信設備工事において技術力を強化し、幅広くお客さまのニーズに応え、付加価値の高いサービスをワンストップで提供しております。
さらに基盤事業の強靭化に向けた組織再編を進めるとともに、脱炭素社会実現へ向けた世界的な潮流を好機として捉え、グリーンエネルギー事業を新たな柱として育ててまいります。本事業につきましては、自らが事業主体となるスキームを中心とする計画であり、ビジネスモデルの多様化も併せて推進していく所存です。
「暮らしのより確かな基盤をつくる」という基本理念のもと、競争力向上を図るとともに、安全・品質・環境保全の確保に努め、お客さまに信頼、選択され続ける企業としてさらなる成長・発展を目指し、挑戦し続けてまいります。